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「インビンシブルは不可能、それはベンゲルの偉業だ」ペップ、無敗優勝は困難と認める

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無敗優勝は困難と認めるジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、アーセン・ベンゲル監督の“インビンシブル”を実現するのは不可能と考えているようだ。

 2003-04シーズンにベンゲル監督がアーセナルで成し遂げた無敗優勝を最後に、その記録を打ち立てたチームは存在しない。今季、第10節を終了して9勝1分けと好調を維持し、首位を独走するグアルディオラ監督率いるシティだが、フランス人指揮官の快挙を並ぶことは難しいと感じているようだ。

 5日にアーセナル戦を控えるグアルディオラ監督は「私はアーセンに無敗優勝の記録はいまだにあなたのものだと言いたい。我々が彼の記録に追いつけるとは思えないから、彼は何も心配する必要はない。それは彼のチームが成し遂げたことで、素晴らしいチームだった。プレミアリーグで無敗でシーズンを終えるなんてファンタスティックなことだ」と無敗優勝は不可能だと話した。

 また、優勝候補の最右翼と目されていることについて「現時点で(2位の)ユナイテッドに5ポイント差をつけているに過ぎない。まだ28試合もあり、計算上は84ポイントを積み重ねられるはずだ。84ポイントを獲得できるチャンスがあるのに、5ポイントのリードなんて意味がない。来年5月までこのような状態が続けば、プレミアリーグ制覇に近づけると言えるだろう」と主張。

 続けて「だが、このような状態を続けられる保証はない。選手が負傷したり、難しい時期を迎えることだってある。歴史に残るような偉大なチームでも、我々が開幕から続けてきたような状態を維持するなんて不可能だ。3月や4月になれば優勝の話ができると思うが、28試合が残っている現時点では意味がない」とシーズン終盤になるまで優勝の行方は分からないと話している。

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