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緊急出場の浅野は決定機逸…シュツットガルト今季初の3連敗

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[12.13 ブンデスリーガ第16節 ホッフェンハイム1-0シュツットガルト]

 ブンデスリーガは13日、第16節を行い、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュツットガルトは敵地でホッフェンハイムと対戦し、0-1で敗れた。ベンチスタートとなった浅野は前半25分から途中出場した。

 立ち上がりからシュツットガルトが攻撃のリズムをつくり、右クロスに抜け出したMFベルカイ・オズジャンがGKとの1対1から右足シュートを放つが、GKのファインセーブに阻まれ、先制のチャンスを生かせなかった。

 前半25分、接触プレーでFWアナスタシオス・ドニスが負傷交代となり、浅野が緊急投入された。すると前半27分、MFクリスティアン・ゲントナーのロングパスで素早く動き出した浅野が最終ラインの裏に抜け出し、PA左からクロス。これはDFにクリアされ、こぼれ球をMFサンティアゴ・アスカシバルが右足ミドルで叩いたが、決めきれなかった。

 さらに前半33分、ロングフィードを胸トラップでおさめた浅野がドリブルで持ち上がって右サイドの深い位置から折り返し、エリア内に走り込んだFWシャドラック・アコロにラストパスを届けたが、相手と接触したアコロが負傷。前半37分、スタッフに支えられながらピッチを後にした。

 前半のうちに2人が負傷交代となったシュツットガルト。スコアレスで折り返した後半18分、右CKからファーサイドに抜けてきたボールを浅野が右足ハーフボレーで叩いたが、ジャストミートせずゴール上へ。決定機を逸すると、ホッフェンハイムが後半36分、ゴール前でDFパベル・カデラーベクが粘り、最後はFWマルク・ウートが右足シュートでゴールをこじ開けた。

 再三のチャンスを生かせなかったシュツットガルトはこの一発に沈み、0-1で惜敗。今季初の3連敗を喫した。

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