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ミランの新10番に現地で厳しい評価「あれほど批判されたホンダより…」

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本田の背番号10を継承したハカン・チャルハノール

 日本代表のMF本田圭佑からミランの背番号10番を受け継いだトルコ代表MFハカン・チャルハノールについて、ミラン情報サイト『ピアネータ・ミラン』は25日、厳しい評価を下した。

 4月から中国グループが新オーナーに就任したミランでは、夏の移籍市場において、2億ユーロ(約268億円)を投じる大型補強を敢行した。しかしトップチームに11名もの新選手が加入した影響からかすぐさま結果につながらず、11月末に昨シーズンからチームを率いていたビンチェンツォ・モンテッラが解任。プリマベーラの監督だったOBジェンナーロ・ガットゥーゾが昇格するも、チームの低迷は続いている。

 特集では今シーズンの前半戦を総括し、ミランの新戦力について評価が下されているが、ワースト1位にはチャルハノールおよびラツィオから加入したDFルーカス・ビリアが選出された。

 トルコ代表の23歳はレバークーゼンから移籍金2500万ユーロ(約32億円)で加入し、本田がパチューカに移籍するまで3年半にわたり背負った10番を継承した。これまで公式戦で2ゴールを挙げているものの、本来の輝きを放てていない。

「高いレベルのプレーを見せた試合は1試合もない。ヨーロッパリーグやセリエAの数試合で多少輝きを見せただけだ。ミランの10番としてはあまりに少ない。過去にあれほど批判されたケイスケ・ホンダより優れていることをこれまで証明できていない」と、最低点の「4」の評価となった。ただ同時に、「純粋なトップ下の選手だが、トップ下を置かずにプレーするチームに買われてしまった」と同情も示している。

 なお最高評価はサンダーランドから加入したFWファビオ・ボリーニの「6.5」で、出場機会がほとんどなかったDFアンドレア・コンティおよびGKアントニオ・ドンナルンマは採点外となっている。

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