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途中出場リンガード2発でマンUが意地のドローも…首位マンCにプレッシャーかけられず

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ジェシー・リンガードが交代の起用に応えて2ゴールも…

[12.26 プレミアリーグ第20節 マンチェスター・U 2-2 バーンリー]

 プレミアリーグ第20節が26日に行われた。マンチェスター・ユナイテッドはホームでバーンリーと対戦し、2-2で引き分けた。

 前節レスター・シティ戦(2-2)で、終了間際の失点によって勝ち点2を落としたユナイテッド。中2日で迎えたこの試合ではスタメン4人を変更し、DFクリス・スモーリングとDFビクトル・リンデレフ、MFジェシー・リンガード、FWアントニー・マルシャルに代えて、MFマルコス・ロホとDFルーク・ショー、FWズラタン・イブラヒモビッチ、FWマーカス・ラッシュフォードが起用された。

 試合は開始早々に動く。入りが良かったバーンリーは前半3分、PA左脇でFKを獲得すると、MFヨーハン・ベルク・グズムンドソンが蹴り込んだボールからゴール前で混戦となり、最後はFWアシュリー・バーンズが押し込んで先制点。12分には、グズムンドソンが右サイドから供給したクロスをMFスコット・アーフィールドが右足ボレー。これは惜しくもクロスバー上をかすめ、追加点とはならなかった。

 なかなかリズムが作れないユナイテッドは、ショーのミドルシュートなどで応戦するが、決定的な場面を作れないまま推移。すると、バーンリーに痛恨の追加点を許してしまう。バーンリーは前半36分、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。MFスティーブン・デフールが右足で蹴り込んだシュートは壁を越えて弧を描きながら、ゴール左上に突き刺さり、2-0とリードを広げた。

 まさかの2失点を喫したユナイテッドは前半37分、MFポール・ポグバのパスを受けたラッシュフォードがPA左で切り返して右足シュートを放つが、カバーに入った相手DFにクリアされる。43分には、左スローインからポグバが強引に右足ミドルに持ち込むも、わずかに枠の右に逸れた。

 ユナイテッドは後半開始から交代カードを2枚使い、イブラヒモビッチとロホに代えてMFヘンリク・ムヒタリアンとMFジェシー・リンガードを投入。5分、右サイドからMFアシュリー・ヤングが鋭いグラウンダーのクロスを送り、リンガードが右足で合わせる。決まったかと思われたが、GKゴメスのファインセーブに阻まれてしまう。

 それでも攻撃にリズムが生まれ、ユナイテッドが後半8分に1点を返す。ルカクが右サイドに展開し、さきほどと同じような形でヤングが中央へ入れる。これを今度はリンガードが右足ヒールでゴール左隅に流し込み、1-2。さらに攻め込むユナイテッドは25分に、失点シーンと同じような位置でFKを獲得し、ポグバが右足で狙ったが、同点ゴールとはならなかった。

 一方的に押し込みながらも、あと1点が遠いユナイテッド。敗戦濃厚の後半アディショナルタイムにまたもあの男がゴールネットを揺らす。アディショナルタイム1分、MFフアン・マタのFKからバーンリーがクリアしきれないでいると、ヤングのボレーシュートのこぼれ球をリンガードが右足で流し込み、同点。土壇場で追いついたユナイテッドが2-2でなんとか勝ち点1を得たが、明日に試合を控えている首位マンチェスター・シティにプレッシャーをかけることはできなかった。

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