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現役引退のカカ、ミランフロント入りは当面なし…スペイン会社で代理人に転身か

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代理人としてのキャリアを歩むとみられるカカ

 元ブラジル代表のMFカカが8日、インスタグラムを更新し、スポーツマネージメント会社に所属することを発表した。

 カカは2003年から09年にかけてミランに在籍し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など、“ロッソネーリ”黄金期を支えた。07年にはFIFA最優秀選手賞およびバロンドールを受賞し、09年にミランからレアル・マドリーに移籍。FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマらとともに、フロレンティーノ・ペレス会長が新たに構成した「銀河系軍団」の一員としてスペインに渡った。度重なる負傷から真価を発揮できなかったが、ミランへの復帰を経て15年にMLSのオーランド・シティに加入すると、主将として活躍。12月に契約を終え、現役引退を発表した。

 古巣であるミランとは親密な関係を保っており、11月にはカーザ・ミランを訪問し幹部と面会。引退後のフロント入りがうわさされていた。以前、ブラジルメディア『Globo Esporte』のインタビューでもサッカー界に残り、クラブ幹部を目指すことを明かしていたものの、レジェンドのミラン復帰は当分なさそうだ。

 カカはインスタグラムにおいて、「両者が勝利できる協力関係こそ成功につながる。18年、新たな挑戦、そして新たなプロジェクトをスタートする」と綴り、マドリー及び上海に拠点を置くスポーツマネージメント会社『ベスト・オブ・ユー・スポーツ』との提携を発表した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は、カカが当面、代理人としてのキャリアを積むことになるのではないかと伝えている。

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