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18歳イサク&17歳サンチョが初先発も…ドルトはスコアレスで連勝止まる

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フル出場したMF香川真司

[1.14 ブンデスリーガ第18節 ドルトムント0-0ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは14日、第18節3日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでボルフスブルクと対戦し、0-0で引き分けた。公式戦6試合連続の先発となった香川はフル出場。ペーター・シュテーガー監督就任後、2連勝中だったが、リーグ再開初戦はスコアレスドローに終わった。

 ウィンターブレイク明け初戦のホームゲームでFWピエール・エメリク・オーバメヤンが「懲罰的な理由」(クラブ公式ツイッター)でメンバー外となったドルトムントはMFクリスティアン・プリシッチも負傷欠場。シュテーガー監督は3トップの中央で18歳のFWアレクサンデル・イサク、左サイドで17歳のMFジェイドン・サンチョをブンデスリーガ初先発に抜擢し、FWアンドリー・ヤルモレンコと3トップを形成した。

 序盤から試合の主導権を握ったドルトムントだが、最後の精度を欠く。前半31分、カウンターから香川が中央をドリブルで持ち上がり、ヤルモレンコにパス。PA内右から右足を振り抜いたが、大きく枠を外れた。同42分にはMFマリオ・ゲッツェからの鋭い縦パスをPA内のイサクがワントラップから右足シュート。決定的な場面だったが、右ポストを叩き、先制点とはならなかった。

 スコアレスで折り返した後半立ち上がりにもビッグチャンスをつくった。後半3分、細かいパス交換からPA内左に抜け出したゲッツェがゴール前に折り返し、ヤルモレンコがフリーで飛び込んだが、右足のシュートはクロスバーを越える。同8分にもPA内右の深い位置まで進入した香川のグラウンダーのクロスにファーサイドのサンチョが左足で合わせたが、左ポストを直撃した。

 1点が遠いドルトムントは後半11分、ゲッツェに代えてMFマフムード・ダフード、同23分にはイサクに代わってMFアンドレ・シュールレがセンターフォワードに入る。さらに後半33分、最後の交代カードでヤルモレンコに代えてMFヌリ・サヒンを投入し、香川が右ウイングの位置に入った。ゴールを目指し、終盤は攻勢を強めたが、ボルフスブルクの守備を崩し切れず、0-0のままタイムアップ。ウィンターブレイク明け初戦はスコアレスドローに終わり、連勝は2でストップした。

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