マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、スコットランド代表とコスタリカ代表が国際親善試合を行ったハムデン・パークに姿をみせた。そのお目当ては…。

　23日、国際親善試合が世界各地で行われた。スコットランドはコスタリカと対戦。前半14分にFWマルコ・ウレニャに決められた先制点が決勝点となり、スコットランドは0-1で敗れた。

　この試合をモウリーニョ監督が観戦。英『デイリー・エクスプレス』によると、スコットランド代表に初招集されたユナイテッドの若きスター、MFスコット・マクトミネイ(21)をチェックしていたものとみられている。マクトミネイはこの試合で先発デビューを果たし、58分間プレーしている。

　期待の21歳MFは、190cmを超える体格と長いリーチをいかした守備でボールを奪い、落ち着いてボールをさばくことができる選手。名将モウリーニョ監督も高く評価しており、今季プレミアリーグ8試合と出場機会は多くないが、チェルシーやリバプールといった重要な一戦にフル出場している。

　また、スコットランド出身で元ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏も注目しており、モウリーニョ監督に「残りのシーズン、彼をもっと起用するべきだ」と話していた。なお、5歳からユナイテッドに在籍しているマクトミネイは、ランカスター(イングランド)生まれだが、父親がグラスゴー(スコットランド)出身のため、両国で代表入りする権利をもっていた。

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