beacon

21歳MFが最高の“おじいちゃん孝行”!孫のイングランド代表デビューで大金ゲット

このエントリーをはてなブックマークに追加

リンガードとの交代でイングランド代表デビューを果たしたルイス・クック(21)

 ボーンマスに所属するイングランド代表MFルイス・クック(21)が、最高の“おじいちゃん孝行”を果たした。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 今回2度目の招集を受けたクックは、27日に行われたイタリア代表戦で後半25分から途中出場。記念すべきデビューを飾った。これにより、誰よりも喜んだのは彼の祖父かもしれない。

 2014年、クックの祖父トレバー・バーリンガルさんは、当時18歳だった孫クックの将来を信じ、ブックメーカー『ウイリアム・ヒル』に500ポンド(現在のレートで約7万5000円)を投じた。条件は、クックが26歳までにA代表デビューを飾ることだ。

 クックは当時すでにU-17イングランド代表の中心を担い、U-17欧州選手権制覇に大きく貢献していた。だが、世代別代表の中心選手といえども、A代表まで上り詰めるのは数えるほど。そのため、ブックメーカーのオッズは33倍と設定されていた。

 その後、バーリンガルさんの期待通り、クックは順調に成長。昨夏のU-20W杯では、中盤の要として全7試合中6試合に出場し、チームを史上初の優勝に導いた。さらに所属クラブのボーンマスでも存在感を高め、今季プレミアリーグで27試合2ゴールを記録。同11月にA代表に初選出され、その際は出番なしに終わったが、今回念願のデビューに至った。

 これにより、バーリンガルさんは1万7000ポンド(約255万円)を獲得。クックは祖父にA代表のピッチに立つ姿と、賞金という“おじいちゃん孝行”を果たした。

●プレミアリーグ2017-18特集

TOP