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伊藤達哉、決勝弾アシストの最終節はチーム単独最高評価…リーグ公式ではMOMに

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突破を図るハンブルガーSVのFW伊藤達哉

 ハンブルガーSV(HSV)は12日に行われたボルシアMG戦を2-1で勝ち切るもクラブ史上初の2部降格が決定。この一戦でのFW伊藤達哉のパフォーマンスは、ドイツ2大紙でチーム単独最高点の評価を受けた。

 HSVは同時に行われた試合でボルフスブルクがケルンに勝ったため、最終戦を制するも順位を16位に上げられず、2部降格へ。だが、そんな中、主将の酒井高徳とともに先発出場した伊藤はMFルイス・ホルトビーによる決勝弾をアシストするなど幾度もチャンスに絡み、大きな存在感を発揮した。

 ドイツ紙『ビルト』はそんな伊藤のパフォーマンスを「1」と絶賛。得点者のホルトビーや左SBのDFドゥグラス・サントス(「2」)、前半にPKを決めたMFアーロン・ハント(「3」)らを抑え、単独トップの評価が与えられた。

 サッカー誌の『キッカー』でも伊藤に対する評価はチーム単独最高の「2」。ホルトビーやハント、ボランチのマッティ・シュタインマンは「2.5」と2位タイの点数。また、後半開始直後に伊藤が放ったシュートを阻止するなどこの試合で好セーブを連発した相手GKのヤン・ゾマーがマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。

 一方で、ブンデスリーガ公式ウェブサイトは伊藤をMOMに選出。「タツヤ・イトウはドリブルで何度もサプライズを生み出し、実質(相手に)止められなかった。小柄な日本人はホルトビーの2-1とする決勝点をお膳立て。一対一のデュエルを11度制している」とそのプレーについて記されている。

 なお、この試合での酒井のパフォーマンスに対する評価は大きく分かれた。『ビルト』では「5」と2枚の警告で退場となったFWボビー・ウッド(「6」)に次ぐワースト2位と酷評されたが、『キッカー』では「3」と及第点を与えられた。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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