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韓国サッカー協会が“怒りの声明”!ハリルとの接触を完全否定「実際の候補者との交渉に悪影響」

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KFAがバヒド・ハリルホジッチ氏との接触を完全否定

 アルジェリア代表監督復帰が濃厚となった日本代表前監督のバヒド・ハリルホジッチ氏。同じく就任の可能性が取り沙汰されていた韓国代表に関しては接触していないようだ。韓国紙『スポーツソウル』が伝えている。

 ハリルホジッチ氏は、ロシアW杯まで2か月を切った4月に電撃解任。本大会で指揮を執ることなく、日本を後にした。フリーとなってからは、かつてブラジルW杯でベスト16進出の偉業を達成したアルジェリア代表監督へ復帰する可能性を筆頭に、イラクや韓国といったチームも関心を寄せていると報道された。

 アルジェリアは6月末にラバー・マジェール前監督が退任すると、ハリル復帰への動きが加速。アルジェリアサッカー協会のエレディーヌ・ゼッチ会長が再就任に向けた交渉を行っていると地元メディアが報じていた。

 一方で、韓国代表もハリルに強い関心を持っている。『スポーツソウル』によると「韓国サッカー協会が今年4月まで日本代表を率いていたハリルホジッチに代表監督を提案した。韓国は、すでにアジアで訓練を受けた経験豊富なコーチを探しており、彼は非常に魅力的な人材だ」と伝えていた。

 しかし、韓国サッカー協会(KFA)は9日に「ハリルとは接触していない」と声明を発表。「最近(ルイス・フェリペ)スコラーリやハリルホジッチなどKFAがまったく接触していない監督の噂が出ている。これはサッカーファンに多くの混乱と先入観を与えるだけでなく、実際の監督候補者との交渉にも悪影響を及ぼすおそれがある」と報道をけん制する動きを見せている。

 さらに「今後、KFAは監督候補者と円滑に協議するため、最終的な監督選任を発表するまでは、監督候補者との接触状況や委員長の日程について、一切の公式コメントをする予定はない。また、正式に確認されていない噂や断定的な報道は自制していただくようお願いしたい」と怒りをあらわにしている。

 KFAの声明通りにいけば、ハリルの韓国代表就任は限りなく低くなったと考えられる。果たして、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の名将は新天地をどこに選ぶのだろうか。

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