今夏、FWクリスティアーノ・ロナウドを失ったレアル・マドリーだが、MFルカ・モドリッチが同選手に代わるスター選手になるのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。

　C・ロナウドはレアル・マドリー在籍時代、バロンドールをはじめとした多くの個人賞を獲得して、クラブにも栄光をもたらしてきた。そんなフットボール界を代表するスター選手を失ったレアルではあるが、モドリッチがその代わりとなる可能性がある。

　モドリッチは昨季にレアルのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇に貢献したほか、クロアチア代表として臨んだロシア・ワールドカップでは決勝まで進出して、大会MVPにも輝いた。この活躍によって、かつてのC・ロナウドのように今年の個人賞を総ナメにする可能性がささやかれている。クロアチアのダルマチア出身者は、現時点ではUEFA最優秀選手賞を受賞しているが、FIFA最優秀選手賞であるザ・ベスト、さらにはバロンドール受賞の最有力候補とみられている。

　レアル関係者も、今年がモドリッチの年になることを信じて止まない。フレン・ロペテギ監督が「ルカのバロンドール獲得を確信している。彼は見事なシーズンを過ごしたし、受賞に値する」と話せば、DFナチョ・フェルナンデスは「ルカは受賞に値するよ。クリスティアーノは多くをもたらしたが、それはもう過去のことだ」と語っている。

　果たしてモドリッチは、C・ロナウドに代わってレアル、ひいては世界を代表するフットボール選手になるのだろうか。

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