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アンリは初陣落とすも「ポジティブな面にフォーカスしたい」

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ポジティブな面を強調するティエリ・アンリ監督

 モナコは20日、リーグアン第10節でストラスブールと対戦し、1-2で敗れた。指揮官としての初陣を勝利で飾れなかったティエリ・アンリ監督だが、この試合からポジティブな部分を見出そうとしているようだ。

 敵地に乗り込んだモナコは前半17分、GKセイドゥ・シのキャッチミスから先制点を献上。同37分にエースのFWラダメル・ファルカオが負傷交代すると、後半21分には投入直後のMFサミュエル・グランシルが一発退場するなど、誤算が続いた。さらに後半39分、ストラスブールのFWレボ・モシバに決められて0-2。終了間際にMFユーリ・ティーレマンスがPKを沈めたが、そのまま終了を迎えた。

 英『フォー・フォー・トゥー』によると、初陣を落としたアンリ監督は「スタート時点からうまくいっていたことをやろうとしたが、ゴールを許してしまった。それについては詳しく描写する必要はないだろう。どうしてもヒューマンエラーは起きる。それについて誰かに過度な責任を負わせるつもりはない」と選手を擁護している。

「そこから反発してチャンスも作ったが、0-1の状況でハーフタイムを迎えることになった。試合を組み立て直そうとしたが、残念ながらサムが退場処分になってしまい、さらに試合は難しくなった」

 指揮官は敗因を分析する一方、「ネガティブな面だけでなく、ポジティブな面にもフォーカスしたいと思っている。そうでなければ前には進めないからね。ポジティブな面といえば、たとえ10人になってもしっかりプレーし続けたことだ」と強調した。

 アンリ監督の采配2戦目は24日。アウェーで行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第3節・クラブ・ブルージュ(ベルギー)戦となる。

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