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おかげで過密日程は回避…? パリSG、暴動余波でリーグ戦延期へ

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凱旋門でも大規模デモが行われた

 パリSGは4日、地元警察の要請により、今月8日にホームで行われる予定だったモンペリエ戦が延期になると発表した。パリ市内を中心に行われている大規模デモンストレーションの影響を受けたものとみられる。

 フランス国内では11月中旬以降、燃料課税に反対するデモがいたるところで行われている。なかでもパリでは今月1日、シャンゼリゼ通りの周辺で大規模な破壊活動が行われ、130人以上の死傷者が出たと報じられた。

 敵地でのストラスブール戦を翌日に控えた4日、パリSGはモンペリエ戦の延期を決定。前日会見に出席したトーマス・トゥヘル監督は「この決定を受け入れる」と述べると、12日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第6節レッドスター戦に向けて「セキュリティが何よりも大事だ」と述べた。

 なお、パリSGは11月24日から12月22日にかけて、28日間で公式戦9試合を行う過密日程の最中。12日に敵地で行われる欧州CLグループリーグ第6節は決勝トーナメント進出のかかった一戦だが、この延期によって貴重な休養を得られる形となった。

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