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シェフチェンコが旧友ガットゥーゾにエール「彼は今のミランにぴったりな人物」

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ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ウクライナ代表監督のアンドリー・シェフチェンコが、6日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣のミランなどについて語った。

 ミランは12月、公式戦5試合にわたって勝利から遠ざかり、苦戦が続いた。一時はチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけていたミランだが、現在は圏外の5位に後退している。このため指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾの責任を問う声も上がったが、シェフチェンコはミランの元同僚を支持する。

「クラブの姿勢は非常に気に入った。自信を持っていて、困難のときでもブレることがない。レオナルドも(パオロ・)マルディーニも落ち着いて仕事をしているし、特に能力もある。リーノ(ガットゥーゾの愛称)は今のミランにぴったりな人物だと思う。続投を決めるのは良いと思う。彼がクラブから信頼されているようで私も嬉しいよ。ガットゥーゾのおかげで長年にわたった苦境を乗り越え、再びチームにアイデンティティが生まれ、帰属意識も芽生えたんだ」

 続いて元ミランFWは、今シーズン、不振にあえぎ、直近のリーグ戦7試合でわずか1得点のFWゴンサロ・イグアインについて言及した。

「彼にはかなりのプレッシャーがのしかかっているし、不運もあったと思う。例えばユベントス戦でのPK失敗などね。シーズン開幕から“責任感”を感じていたと思う。大型補強であったため、ここ数カ月、彼には常に視線が注がれていた。ユーベ戦では特にね。だが私は個人ではなく、チームを見ている。イグアインもミランも落ち着いていくべきだ」

 またシェフチェンコは、16日に行われるイタリア・スーパーカップ決勝へ向けて、ミランにエールを送った。

「ユベントスはリーグ最強のクラブだ。セリエAでユーベを倒すのは難しいが、1試合での勝負ならよりチャンスがあるだろう。ミランが試合に向けて良い準備をし、細部に気を配れば可能性はある」

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