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イグアイン、次戦ベンチ外でチェルシー移籍が目前…ガットゥーゾは「選択を尊重」

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ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ミラン指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾが20日、ジェノア戦の前日記者会見に出席し、ベンチ外となったFWゴンサロ・イグアインについて説明した。

 ミランは21日、セリエA第20節においてジェノアと敵地で対戦するが、チェルシー移籍が濃厚となっているイグアインが招集外となった。『メディアセット』によれば、イグアインはすでに移籍に向けて自身のロッカーを整理したとの情報もあるが、ガットゥーゾは招集外となった理由を説明した。

「今日の練習は、これまでの中でも最悪なものになった。選手たちはうわさ話を心配していて、(試合へ向けた)仕上げは最悪だった。イグアインとも話をした。私が必要としているのは、メンタル面において一緒に“戦い”へ向かう準備ができている選手だ。今日のゴンサロはその準備ができていなかった」

「イグアインの退団はまだ正式ではない。それに彼にガッカリさせられたわけでもない。常に素晴らしい振る舞いをしていたし、プレーの面でも縦への攻撃は少なかったが、流動性などで貢献してくれた。もっと力を発揮できたはずだし、我々ももっと彼の能力を引き出せたはずだ。(レオナルド・)ボヌッチのときと同じように、選択を尊重する」

 ジェノア戦では、イグアインのほか出場停止やケガ人で多数の選手が欠場するが、ミラン指揮官はチーム内の雰囲気を不安視している。

「私も欠場者について心配しているが、選手から熱意が感じられないときも心配になる。だが(イグアイン退団の可能性など)これらすべてを棚上げし、ミスを一度犯しても、ピッチで集中しなければならない。新選手にとってミランへの適応は難しいか? 私もシオンで経験した。あのときは14年ぶりの移籍で、少し後戻りしてしまった。すぐに退団したい気分だったが、私は立ち止まり、チームに残った」

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