パリSGのトーマス・トゥヘル監督は、途中交代したFWエディンソン・カバーニの状態を心配していると話した。

　9日のリーグ・アン第24節でパリSGはホームでボルドーと対戦。この試合に先発したカバーニは、前半終了間際にPKを確実に沈めて、チームに先制点をもたらす。しかし、同選手が負傷によりハーフタイムにベンチに下がると、チームは追加点を奪えず。それでも最後までこの1点を守り切ったパリSGが1-0で勝利した。

　前節に今シーズンのリーグ戦で初黒星を喫してから何とか立て直して勝利を取り戻したものの、カバーニの離脱はすでにネイマールを失っているパリSGにとって大きな痛手だ。試合後、トゥヘル監督は12日に控えるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのマンチェスター・ユナイテッド戦にウルグアイ代表ストライカーが欠場する可能性があることを認めた。

「良いニュースはない。(太腿の)大きな筋肉ではないと思うが、すぐ近くの筋肉だ。とにかく、検査の結果を待たなくてはならない。私はまだエディにも、ドクターにすらも会っていない。マンチェスター・ユナイテッド戦のことは、現段階でどうなるか私にはわからない」

「彼が離脱することにならないかととても心配している。エディをマンチェスターで起用できなければ、もちろん一大事だ。本当に不幸なことが続いている。我々にはエディの代わりも、ネイマールもいない」

　その一方で、トゥヘル監督にとって唯一の朗報といえばMFマルコ・ベッラッティの復帰だ。先月に足首を負傷して離脱していた同選手だが、この試合でスタメンに名を連ねると59分までプレーした。しかし、イタリア代表MFも現段階でユナイテッド戦への出場は不透明のようだ。

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