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「交代枠が5に拡大し、全選手がより重要に」ナポリ指揮官ガットゥーゾが“総力”の重要性を説く

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 セリエA第27節、べローナ対ナポリの一戦では0-2でアウェーのナポリが勝ち点3を獲得した。試合後、ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がチームの奮闘を労っている。

 この試合では前半38分にアルカディウシュ・ミリクがネットを揺らしてナポリが先制、0-1で決着かと思われた後半アディショナルタイムにメキシコ代表FWイルビング・ロサノが追加点を決め、0-2でフルタイムを迎えた。

 試合後、指揮官ガットゥーゾは『DAZN』のマイクを通して「ナポリにいる全選手の存在が改めて重要となった。とりわけ交代枠が5に拡大された今、それが顕著になっている」と語った。

「ベローナがある程度守備的に対応してくることは想定していた。そんな中でボールキープ、オフ・ザ・ボールのどちらでもこちらが優位性を保つことができて本当に良かった。とりわけ今日はロサノにとって良い試合になったね。彼はトレーニング時から頑張っていたし、選手たちは常に全力を尽くしているから」

 一方で先制点を決めたミリクについては2021年に契約満了を迎える予定になっているが、契約更新をしなかった場合、移籍金の発生する今夏にも売却される可能性が高いと見られている。指揮官は「ミリクのことについては金銭面の理由やクラブの方針もあるだろうし、現時点で私が言うべきことではない。ただ私はFWとして彼に敬意を払っている。もし契約更新をしないようなら、それは残念だけどね」と続け、去就が不透明となっているポーランド代表FWの残留を望んだ。

 先日、コッパ・イタリア決勝では延長PK戦の末にユベントスを撃破し、指導者として自身初のタイトルを手にしたガットゥーゾ。リーグ戦では6位から上をうかがう状態となっているが、さらなる上位に浮上することはできるのだろうか。

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