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3冠達成もFIFA最優秀監督賞を逃したバイエルン指揮官「少し失望した…でも人生は続いていく」

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バイエルンを率いるハンジ・フリック監督

 バイエルンハンジ・フリック監督がFIFA年間最優秀監督賞を逃したことに「少し失望した」と心情を吐露している。

 現地時間17日、FIFA(国際サッカー連盟)は年間表彰式『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2020』を行い、年間最優秀監督賞にリバプールユルゲン・クロップ監督が2年連続で選ばれた。3冠制覇を達成したバイエルンのフリック監督が有力とも言われていたが、戴冠とはならなかった。

 フリック監督は「やっぱり少し失望したよ。でも人生は続いていくものだ。これで終わりじゃないからね」と語っている。『Bild』がその言葉を伝えた。

「トップ3まで入ったら、もちろん選ばれたかったよ。自分たちはパフォーマンスが問われる社会の中で戦っている。だからこそ、勝って栄誉を手にしたかった」

「ただ、バイエルンからはマヌ(マヌエル・ノイアー)が最高のGK、ロベルト(レワンドフスキ)が最高のフットボーラーとして大きな賞を手にした。十分に評価されていると思うし、19-20シーズンはバイエルンにとって特別なシーズンだった。それにベストイレブンにはジョシュア(キミッヒ)、アルフォンソ(デイビス)も選出された。チアゴ(アルカンタラ)も選ばれたが、残念ながら彼はリバプールに行ってしまった」

 選手たちの受賞を喜んだ一方、フリック監督本人は自身が賞に選ばれることを少なからず期待していたようだ。

 バイエルンは現地時間19日、首位レバークーゼンとの天王山を迎える。フリック監督は今季もビッグタイトルを獲得できるのかどうか、その結末に大きく影響する一戦となるかもしれない。ブンデスリーガ第13節の大一番、レバークーゼンvsバイエルンは日本時間19日の26時30分キックオフとなる。

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