チェコ代表のトマシュ・ソウチェク(ウエスト・ハム)がハットトリックを達成した。

　24日に行われたカタール・ワールドカップ欧州予選第1節のエストニア代表に先発したソウチェクは、2-1と逆転して迎えた前半32分にCKを合わせると、同43分にはグラウンダーのミドルを決めて加点。さらに後半3分にはDFパベル・カデジャーベクのラストパスを落ち着いて沈め、立て続けのゴールでハットトリックを達成し、6-2の大勝劇を演出した。

　ソウチェクは今季のプレミアリーグで29試合9得点を決めている点取り屋だが、イギリス『BBC』の記事によると、ハットトリックは2016年にチェコリーグでプレーしていた時以来のキャリア2度目だという。

　また、英国のスポーツ分析会社『Opta Sports』の公式Twitter(@OptaJoe)によると、チェコ代表選手のハットトリックは、2009年9月のサンマリノ代表戦でFWミラン・バロシュが達成して以来の快挙。さらに、同国代表選手がW杯予選でハットトリックを成し遂げたのは、ソウチェクが初めてになるという。

　チェコサッカー協会(FACR)の公式サイトによると、ソウチェクは「1点目はヤンクト、3点目はボールを渡してくれたカデジャーベクに感謝している」とコメントしている。

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