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セリエA史上初、日本にルーツを持つ審判員が誕生!冨安健洋が出場のベローナ戦で副審務める

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 17日のセリエA第37節ベローナボローニャにおいて、日本人の父を持つダイスケ・エマヌエレ・ヨシカワ審判員がデビューを飾った。日本にルーツを持つ審判員の誕生は、セリエA史上初となる。

 日本代表DF冨安健洋がフル出場した17日のベローナ対ボローニャ(2-2)の一戦。ベローナのスタディオ・ベンテゴーディのピッチでは、日本に縁のあるもう1人の人物が躍動していた。

 その人物とは、審判員のヨシカワ氏。今シーズンはこれまでセリエBを舞台に活躍してきたが、この日、マッテオ・マルケッティ主審が率いる審判団の一員として副審を務めた。日本にルーツを持つ審判員のセリエAデビューは、史上初の快挙となる。

 イタリア紙『レプブリカ』によれば、ヨシカワ審判員はローマ出身の33歳。昨年9月、セリエAの審判員を務めることが可能になる「Can A e B」級に昇格した。

 大阪出身の父とイタリア人の母を持ち、平日は電気技師として働くヨシカワ審判員。20歳の時に審判員の世界に足を踏み入れたきっかけは、「タダでスタジアムに入れる」という口実で友人から勧められたことだという。自身が持つアジアのルーツを示すため、ミドルネームを含めたダイスケ・エマヌエレ・ヨシカワの名前を登録していることもイタリア紙で紹介されている。

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