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サウサンプトンとウォルコット、2年契約に合意…昨夏に15年ぶりに復帰

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サウサンプトンFWセオ・ウォルコット

 サウサンプトンは、FWセオ・ウォルコットと完全移籍で基本合意に至ったことを発表した。

 昨夏にエバートンからの期限付き移籍でサウサンプトンに加入したウォルコット。2006年のアーセナル移籍まで、セント・メリーズのクラブの下部組織で過ごし、16歳でファーストチームデビューを飾った同選手は、今シーズンから約15年ぶりに在籍し、公式戦22試合で3ゴール3アシストを記録する。

 そんな32歳のイングランド代表FWは今月末にサウサンプトンを離れてエバートンに復帰する予定だったが、18日にクラブは同選手と2年間の契約締結で合意に至ったことを発表した。

 幼少期を過ごしたクラブでさらに2年間プレーを続けることの決まったウォルコットは「どれだけこのことについて喜んでいるかを適切に表現できるかわからない」と話し、喜びを続けた。

「サウサンプトンは僕にとってとても大きな意味のあるクラブで、セント・メリーズに戻ってこのシーズンを送れたことは信じられないほどに特別なものだ。しかし今、さらに2年間のチャンスを手にできたことは、一人間として、またプロとして最高に大きなことを意味している」

「温かく迎え入れてくれたクラブ、チームメイト、そしてファンに大きな感謝を伝えたい。それに、さらに2年間このシャツに袖を通し続けられることを待ちきれない。この期間にさらに特別な思い出を作れることを楽しみにしている」

 また、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、ベテランFWの完全移籍が決まったことについて「セオはとても良い影響を我々に与えてくれた。素晴らしいプロ意識のある選手で、若手だけではなくドレッシングルーム全体にポジティブなインパクトを与えてくれた。彼はさらに2年間チームを助けられる選手であるから、残留に合意できたことに満足している」とコメントした。

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