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アンリ氏がベルギー代表コーチに復帰!!「未完の物語の続き」

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ベルギー代表コーチに復帰したティエリ・アンリ

 ベルギーサッカー協会(KBVB)は30日、過去にベルギー代表でコーチを務めたティエリ・アンリ氏(43)がEURO2020に向けて復帰することを発表した。

 アーセナルやバルセロナでプレーしたアンリ氏は、2014年12月に現役を引退し、指導者へ転身。16年8月からベルギー代表のコーチを務め、18年10月にモナコで監督デビュー。19年11月にはモントリオール・インパクトの監督に就任した。

 しかし、3シーズン目を迎えた21年2月に退任を発表。アンリ氏は「世界的なパンデミックのため、私は子どもたちに会えなくなってしまったんだ」と新型コロナウイルス感染拡大による家族への負担が理由と明かし、「悲しい決断をすることにした。クラブを離れ、ロンドンに戻ろうと思う。応援してくれたみんなには本当に感謝をしている」と自身のSNSにつづっていた。

 約2年7か月ぶりにベルギー代表スタッフとして帰ってきたアンリ氏は「欧州選手権に向けて、ロベルトや他のスタッフを助けるために呼ばれたことは名誉であり、特権だよ。これは未完の物語の続きであり、成功のためにすべてを捧げる」と意気込みを語った。

 また、ロベルト・マルティネス監督は「ティエリがEURO2020に参加できることを嬉しく思うよ」とコメントし、「彼の大会での経験と国際的なサッカーのノウハウは、私たちのスタッフにとって大きな付加価値となる。ティエリは、ほとんどの選手とスタッフを知っており、2018年W杯で銅メダルで始まったストーリーを引き継ぐことができるのは当然のことだよ」と復帰を喜んだ。

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