パリSGは14日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)と2026年6月30日までの5年契約を結んだことを発表した。

　ドンナルンマはミランの下部組織で育ち、2015年に16歳でプロデビュー。2018年にはセリエA史上最年少の19歳49日で100試合出場を達成するなど、若くして多くの実戦経験を積んできた。

　昨季はリーグ最優秀GKに選出される活躍を見せ、ミランのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内となる2位入りに貢献。しかし、シーズン終了後に切れるミランとの契約を延長せず、退団となっていた。

　イタリア代表としては2016年にデビューを飾り、これまで国際Aマッチ通算33試合に出場。今夏のEURO2020では決勝までの全7試合にスタメン出場してイタリアを優勝に導き、大会MVPに輝いた。

　パリSG加入に際してクラブ公式サイトを通じ、「パリSGという素晴らしいクラブの一員になれて、とても幸せだ」と喜びを語ってる。そして「僕はここで新しい挑戦をして、成長し続けることができると思っている。パリではできるだけ多くの勝利を収め、ファンに喜びを与えたい」と意気込みを述べた。

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