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トッテナム移籍で合意のDFロメロが喜び「信じられない。3年前は引退を考えたが…」

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クリスティアン・ロメロ

 トッテナム移籍で合意に至ったアタランタのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて語った。

 23歳のロメロは、2018年夏にジェノアに移籍してセリエAデビューを飾ると、翌年にユヴェントスへ移籍。しかしローンの形でジェノアに残り、プレーを続けた。昨夏、レンタル先をアタランタへと変更すると、ジャン・ピエロ・ガスペリーニの下で躍動。今夏、アタランタは買い取りオプションを前倒しで行使し、総額5500万ユーロ(約71億円)の条件でトッテナムへ移籍することで合意に至った。ロンドンへ出発するため、ベルガモ空港に姿を現したロメロは喜びを語った。

「トッテナムは正しい選択だ。アタランタでの1年間のパフォーマンスに満足しており、ベルガモに感謝したい。この町を離れるのは残念だが、自分のキャリアを考えなくてはならない。この道を歩み続け、成長を続けなければならない」

「トッテナムは最初から強い関心を寄せてくれた。僕のために用意してくれたプロジェクトも気に入ったので、このチームを選んだんだ。これからピッチで期待に応えたい。また、その前にアタランタやチームメート、ガスペリーニに感謝したい。ガスペリーニのおかげで、以前なら考えられないような形で成長することができた」

 今夏、アルゼンチン代表として出場したコパ・アメリカにおいて優勝を飾り、重要なタイトルを手にしたロメロ。しかし3年前には引退も覚悟していた。

「今年は僕にとって信じられないような年になった。自分がこれほどのレベルに到達できると考えていなかったし、イタリアに渡る前の3年前を思い出す。あの頃はサッカーをやめようとさえ思っていたんだ。セリエAは僕にとって非常に重要だった。あらゆる面において成長することができ、ここでプレーできたことに非常に満足している」

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