リバプールは、スイス代表MFジェルダン・シャキリの移籍金として1500万ユーロ(約19億円)前後を求めるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

　2018年夏にストーク・シティからリヴァプールに加入したシャキリ。攻撃陣に実力者が揃うチームに加入した同選手だが、3シーズンで公式戦63試合の出場にとどまり、昨シーズンに至ってはリーグ戦の先発がわずかに5試合と、出場機会を十分に得られているとは言い難い状況が続いている。

　そしてリバプールは、今夏シャキリの売却を進める可能性があるようだ。『スカイスポーツ』によると、現行契約は残り2年を切ったスイス代表MFの移籍金として、1500万ユーロを求める模様。新天地としてはセビージャ、ビジャレアル、ナポリなどが候補に挙がっているようだ。

　なお、EURO2020にスイス代表として出場したシャキリは先週休暇を終えてプレシーズントレーニングに合流。また先日には、クラブの公式ウェブサイトで新シーズンへの意気込みを語っていた。

「新シーズンを楽しみにしているし、僕たちが目指すものを成し遂げられることを願っている。ケガしていた数名が戻って来てチームにとってさらなるブーストになったことは確かだ。ファンも戻って来ると思うし、今シーズンの成功に向けての後押しになる」