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トゥヘルが前任ランパード解任劇に言及「首脳陣に“正気か?”と言った」

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昨季途中に解任されたフランク・ランパード

 チェルシートーマス・トゥヘル監督は、前任者フランク・ランパード監督の解任劇に言及した。

 2019年夏、ダービー・カウンティで成功したランパード監督は、現役時代に長年過ごしたチェルシーの新指揮官として招聘される。1シーズン目は補強禁止やエデン・アザール退団の事態に見舞われるもトップ4を確保した。しかし2シーズン目、クラブは積極的な補強に出たが、新戦力が期待通りの活躍ができずに低迷すると、今年1月に解任が決まった。その後就任したトゥヘル監督の下、チームは調子を上げ、チャンピオンズリーグを制した。

 クラブのレジェンドとして活躍したランパード監督を見切ったことで、最終的には9年ぶりに欧州一の座を奪還したチェルシーだが、就任直前にパリSGからクビを宣告されたトゥヘル監督は当初、前任者の解任劇に疑問を感じていたようだ。イギリス『スカイスポーツ』で明かした。

「首脳陣に“あのようなことをして正気か?”と実際に言った。おそらく、彼にはもっと時間が与えられるべきだったと思う。チェルシーといえば、やはりフランク・ランパードであり、ジョン・テリー、ペトル・チェフ、ディディエ・ドログバだ」

「ハードワーク、積極的な選手、大きなリーダー、しかしそれと同時に普通の男でもあり、チームプレーヤーでもあったランパードは、チェルシーを体現していたから、私にとってはこのクラブで一番の存在だ。彼は真の、真のレジェンドだ。しかし、多少なりとも決断が必要であったことも理解している」

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