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プレミア初イエローも…冨安は攻守に躍動!! アーセナル、スミス・ロウ3戦連発で3連勝!!

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アーセナルDF冨安健洋

[11.7 プレミアリーグ第11節 アーセナル 1-0 ワトフォード]

 プレミアリーグは7日、第11節を行い、日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルワトフォードをホームに迎え、1-0の完封勝利を収めて3連勝を飾り、無敗記録を8に伸ばした。

 開幕3連敗とスタートダッシュに失敗したものの、その後は立て直し、リーグ戦7試合無敗(5勝2分)と勝ち点を積み上げ、6位まで順位を上げてきたアーセナル。無敗記録に貢献する冨安はこの日もスターティングメンバーに名を連ね、右SBの位置に入った。

 前半開始早々の7分にアーセナルが好機を創出する。高い位置でボールをカットしたMFエインズリー・メイトランド・ナイルズのスルーパスをPA内で受けたFWアレクサンドル・ラカゼットがループシュート。GKベン・フォスターに阻まれてこぼれたボールに反応したFWピエール・エメリク・オーバメヤンのコントロールが大きくなったところを、MFブカヨ・サカが蹴り込んだが、これはオフサイドの判定に取り消された。

 前半19分には冨安の巧みな浮き球のパスから最終ライン裏を突いたサカが折り返すが味方には合わず。その後もアーセナルが圧倒的にボールを保持して試合を進めるものの、ワトフォードの粘り強い対応に遭い、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いた。同30分にはFWイスマイラ・サールの突破をファウルで阻んだ冨安に、プレミアリーグで初のイエローカードを提示された。

 前半34分にはルーズボールに反応したPA内のラカゼットがDF ダニー・ローズのファウルを誘い、アーセナルがPKを獲得。しかし、キッカーを務めたオーバメヤンのシュートはフォスターにストップされてしまい、先制の好機を逸してしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同9分にはサカのバックパスから冨安が果敢に右足シュートを狙うも、相手選手のブロックに遭う。しかし、その後も攻勢をかけるアーセナルが同11分に先制に成功。高い位置でボール奪取したDFベン・ホワイトがそのまま持ち上がると、PA手前で突破を阻まれながらも、こぼれ球に反応したMFエミール・スミス・ロウが右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。好調のスミス・ロウはプレミア3試合連続ゴールとなった。

 後半22分には冨安が一瞬の加速で相手を振り切って右サイドを持ち上がるが、クロスはわずかにオーバメヤンに合わなかった。攻撃に厚みを加える冨安は、本職の守備でも空中戦の強さ、1対1の強さを発揮して自サイドからの侵入を簡単には許さない。

 その後もアーセナルに追加点こそ生まれなかったものの、ワトフォードの反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。


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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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