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「ローマは勝てるチーム。モウリーニョを100%信頼すべき」元幹部が低迷の古巣を分析

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ジョゼ・モウリーニョ監督

 元ボローニャTD(テクニカルディレクター)のバルテル・サバティーニ氏が、元日本代表監督パウロ・ロベルト・ファルカン氏の息子、ジュゼッペ・ファルカン氏のインタビューに応じ、古巣ローマなどについて見解を示した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋をシントトロイデンからボローニャへ引き抜いた人物として知られる元ボローニャ幹部のサバティーニ氏。過去にはサンプドリアやパレルモのほか、ローマでもディレクターを務めた経験を持つ。

 そんなサバティーニ氏が、現在古巣を率いるポルトガル人指揮官ジョゼ・モウリーニョについて見解を示した。ローマは開幕直後、順調な滑り出しを見せたが、前節で昇格組のベネツィアに敗れるなど、直近のリーグ戦5試合でわずか1勝と成績が低迷。指揮官の手腕を疑問視する声も上がり始めた。だが、元ボローニャTDはローマ指揮官を擁護する。

「ベネツィア戦後のモウリーニョの話を聞いたが、ローマのメルカートを非常に冷静に分析しているように見えた。いくつかの想定外の穴を埋めるだけの消極的なメルカートだった。ローマは新たなチームづくりを始めたばかりで今はその代償を払っているように見える。だからといって、今シーズンはあきらめモードというようにも見えない。勝てるチームだと思うので、私なら指揮官を信じ続ける。ただ、100%の信頼を寄せる必要がある。モウリーニョという人物は、そのキャリアがすべてを物語っている。ローマは彼を頼りにするべきだ」

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