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セルティックOBが“43分”のために長旅した古橋を憂慮も「へとへとにならなかったことは朗報」

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わずかな出場機会しか得られなかった古橋亨梧

 元セルティックのフランク・マカヴェニー氏は、日本代表として招集されるもわずかな出場機会しか得られなかった古橋亨梧の状況を憂慮するも、チームにとっては朗報であると主張した。

 今夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入し、ここまで大きなインパクトを残す古橋。この活躍を受け、11月のインターナショナルブレイクでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でベトナム、オマーンと対戦した日本チームに招集された。

 いずれの試合も日本が敵地で1-0で勝利を収めた中、セルティックで今シーズン公式戦13ゴールをマークする古橋は、後半から途中出場したのみ。スコットランドからベトナム、さらにオマーンに遠征する長距離移動を強いられながら、プレー時間はわずかに43分しか得られなかった。

 これを受け、元セルティックのマカヴェニー氏は『フットボール・インサイダー』で「私たちにはこれからビッグゲームが待っている。にもかかわらず、十分にプレーできない状況でのあのような長距離移動は選手たちにとって完全なる悪夢になり得る」と話し、以下に続けた。

「近頃の機内にはベッドとエンターテイメントもあるだろうから、キョウゴはしっかりと休んで週末を迎えられるはずだ。しかし、選手をダメにしかねない時差もある。クラブはこのようなことに対して上手く対処するだろうし、地球の半分を定期的に旅する選手は彼が初めてではない」

 それでも、代表戦で古橋が完全燃焼しなかったことはセルティックにとっての朗報だとも感じているようだ。

「しかし、日本チームで彼がへとへとにならなかったことは私たちにとっての間違いなく大きなブーストだ。彼がベストの状態でプレーできることを意味するから、私たちにとっての大きなニュースだ」

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