マンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験のある元韓国代表MFパク・チソン氏は、オーレ・グンナー・スールシャール監督にシーズン終了まで猶予を与えるべきだと考えている。

　ユナイテッドはプレミアリーグここ6試合でわずか1勝。その中にはリバプールとマンチェスター・シティにホームで惨敗した結果も含まれる。そのため、ジネディーヌ・ジダン氏やブレンダン・ロジャース氏といった指揮官が後任候補として伝えられている。

　それでも、パク・チソン氏は今季終了まではスールシャールが続投することを支持した。

「彼が監督になってから3年が経ったが、彼がクラブを続けるかどうかという意味で、今季は彼にとって決定的なシーズンになる。彼がユナイテッドで成し遂げたことは称賛に値するし、シーズンの終わりまで(職を)争うに値すると思う」

「彼は、昔のユナイテッドの精神と文化を我々に取り戻すためによくやった。彼の前には、ルイス・ファン・ハールやジョゼ・モウリーニョがいて、彼らは世界的なコーチとして評価されていたが、うまくいかなかった。ユナイテッドはそれらの経験から学び、スールシャールにこだわる決断の鍵になった」

「しかし、最も重要なポイントは、彼がペップ(グアルディオラ)や(ユルゲン)クロップ、(トーマス)トゥヘルといった世界最高の監督たちと競争できるかどうかだ。だから、今季の終わりまで待って、それから見るべき。しかし、もし彼が(自分の実力を)示すことができなければ、彼が続けることは難しいだろう」

---

●プレミアリーグ2021-22特集