beacon

南野拓実のリバプール移籍舞台裏…逆オファーを代理人明かす「クロップの驚いた顔とプレミアクラブからのメールで…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表FW南野拓実のリバプール移籍について、『DAZN』で内田篤人氏がMCを務める番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で代理人が語った。

 この日はゲストとして「SARCLE」の代表取締役で内田篤人氏の代理人である秋山祐輔氏が出演。南野や大迫勇也、乾貴士、小野伸二、酒井宏樹など名選手を顧客に抱える秋山氏は、番組の中で代理人の仕事や内田氏との出会いなどを語った。その中で、2020年1月の南野のリバプール移籍についても言及。同氏によれば、「リバプールに関してはこちらから連絡しました」とのこと。ザルツブルク時代、2019年10月に南野がチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのリバプール戦で躍動した試合から大きく進展したと明かした。

「南野の時はチャンピオンズリーグのリバプール戦でゴールを獲りました…その2時間、3時間後くらいに、あるプレミアのクラブから『すごく興味がある。強い興味がある、話し合いたい』とすぐメールがきました。昔フォワードの(テーム・)プッキが(HJKヘルシンキに所属していた2011年8月に)確かシャルケとのヨーロッパリーグ(予選)で活躍した後に、(シャルケが)すぐ獲得した。あの映像が浮かんだんですよ、あの時、南野が点を獲った時に」

「しかも、(リバプール指揮官のユルゲン・)クロップがちょっと驚いた顔をしていた。2,3時間後のプレミアクラブからのメールを含めて、『リバプールあるな』と思って、次の日かな、連絡をこっちからしましたね、リバプールに関して言うと」

 そして、内田氏が「あの時ザルツブルクの契約残っているじゃないですか? 移籍金は前もって決めていたんですか? いくらですか?」と尋ねると、秋山氏は「(移籍金はクラブと)決めてましたね、あの時は。(金額は)言えないけど(笑)。そういう条件は決めていました」と答え、他クラブからの関心がより高まっていたと振り返った。

「あの時にすごかったのが、リバプールがオファーっていうのが記事になったんですよ。そこから、(コンタクトが)めっちゃ来ましたね。リバプールが獲る選手なんだってなった時に。リバプールが獲りにいくっていうことは、そういう(素晴らしい)選手だっていう。新聞がウソかホントかも置いておいてですが」

 そして、「その後は選手がどうするか。リバプールなのか、もうひとつのプレミア(のクラブ)なのか、もうひとつブンデス(のクラブ)もあったかな。3つかな」という状況になり、最終的にリバプール行きが決まったとのことだ。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP