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アーセナル、大注目ブラホビッチ獲得へ総額92億円オファー提示か…ストライカー補強急務に

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フィオレンティーナFWドゥシャン・ブラホビッチ

 アーセナルは、冬の移籍市場での獲得に向けてフィオレンティーナFWドゥシャン・ブラホビッチへの新たなオファーを提示したようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 昨季セリエAで21ゴールを奪って大ブレイクを果たすと、今季は19試合で16ゴールと得点ランクトップを走るブラホビッチ。イタリアで最も勢いに乗るストライカーだが、フィオレンティーナ側はすでに契約延長交渉が破談に終わったことを明かしている。現行契約は2023年までだが、移籍金の発生する内に新天地へ向かうことが濃厚だ。

 そんな21歳のセルビア代表FWに対し、最も熱心な関心を見せているのがアーセナルであるようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、1月の移籍を前提とした再オファーを提示したという。

 アーセナルの最新オファーは、移籍金5500万ユーロ(約72億円)+現在フィオレンティーナへレンタル中のMFルーカス・トレイラの完全移籍。トレイラの売却額は1500万ユーロ(約20億円)と評価しているため、総額7000万ユーロ(約92億円)に上るビッグオファーになるようだ。フィオレンティーナ側は、ヨーロッパカップ戦出場権獲得のためにシーズン最後まで残留させるか、すぐに売却を決断するか頭を悩ませているという。

 なお同メディアによると、ブラホビッチに対してはトッテナムやアトレティコ・マドリーも関心を示しているようだ。

 一方、移籍市場に詳しいジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、以前にもアーセナルの熱心な関心を伝えていたものの、選手の側近はより魅力的なプロジェクトへの参加を勧めていると指摘。数カ月前には、代理人がアーセナルからの電話を無視したとも報じている。

 ピエール・エメリク・オーバメヤンの状況が不透明となり、アレクサンドル・ラカゼットやエディ・エンケティアが今季限りで契約満了となるアーセナル。ストライカー補強は急務だが、ビッグネームを獲得することはできるのだろうか。

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