beacon

死闘の末に大逆転負け…モウリーニョは精神的な問題指摘「心理的な崩壊が起きた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョゼ・モウリーニョ監督が問題を指摘

 ローマジョゼ・モウリーニョ監督は、チームの精神的な弱さを指摘した。

 9日に行われたセリエA第21節で、ローマはホームでユベントスと対戦。前半11分にFWタミー・エイブラハムのゴールで先制したが、直後に失点して同点に。後半に入ると、後半8分までにMFヘンリク・ムヒタリアンとMFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで2点のリードを奪ったが、同25分からの7分間で3失点して逆転を許す。終盤にはPKのチャンスもあったが、相手GKのセーブに遭い、このまま3-4で敗れた。

 ホームで壮絶な打ち合いの末に逆転負けしたローマ。モウリーニョ監督は、試合後に『DAZN』で「我々は70分間試合を完全にコントロールしていた。チームは良いプレーをして、主導権を握るだけのメンタリティも有していた。ハイプレスやテンポをコントロールすること、主導権を握るためのアイディアを持っていた。70分間はとても良かった」と話すも、逆転を許した終盤への不満をあらわにした。

「そして、心理的な崩壊が起きた。3-2になって我々は終わった。フェリックス(アフェナ・ギャン)にとっては最高の試合だったが、(フアン)クアドラードとのスプリント対決で終わった。だから私は彼をベンチに下げたが、彼の交代はすべてが間違いだった」

「ユーベのような強いメンタリティや強いキャラクターがあるチームに3-2にされたとき、恐怖が始まる。心理的なコンプレックスだ。3-2は私にとって何の問題でもないが、彼ら、私のチームにとっては問題だ」

「ひどい状況にあるとき、立て直し、自らのキャラクターを見つけ出す必要があるが、このチームのロッカールームには少しナイスすぎて、弱すぎる人間がいる。選手たちにはすでに伝えたが、70分で試合が終わっていれば最高のパフォーマンスだった。残念なことに、試合はそこで終わらなかった」

●セリエA2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP