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バルセロナ、ハーランド獲得を熱望…メディア制作会社の株式売却で130億円捻出か

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バルセロナがFWアーリング・ハーランド獲得を熱望

 バルセロナが、ドルトムントFWアーリング・ハーランドの獲得資金を調達するために奔走していることが『Goal』の取材で明らかになった。

 2020年1月にザルツブルクからドルトムントに加入して以降、ここまで公式戦79試合で80ゴールをマークするなど大活躍を続けるハーランド。当然のようにヨーロッパ複数のビッグクラブが獲得に興味を持っており、今夏には争奪戦が予想されている。

 そして、ノルウェー代表ストライカーに強い関心を寄せるクラブの1つがバルセロナ。昨年にはクラブ史上最高額の負債を記録したスペインの名門だが、ハーランド獲得のためにクラブが保有するメディア制作会社『Barca Studios』の株式49%を売却することによって1億ユーロ(約129億円)を捻出するプランを練っていることが明らかとなった。

 ただし、バルセロナに所属する選手の肖像権はクラブが保有しており、仮に約半数の株式に買い手が付いたとしても、その企業が個別でコンテンツを制作することができないなど、解決すべき問題も山積みの状況だ。

 それでも、スペインに将来のスター選手上陸を望むラ・リーガ側もバルセロナのハーランド獲得を後押ししており、『Barca Studios』の株式売却をクラブに迫っていることがわかっている。

 なお、バルセロナはハーランドを獲得するまでにまだ複数の問題を解決する必要がある。特に人件費の問題は根強く、現在総額4億ユーロ(約515億円)とサラリーキャップの上限まで3億ユーロ(約386億円)以上の開きがあり、さらなる選手の放出が求められている。

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