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コパ敗退のレアル、アンチェロッティはベンゼマ不在を嘆く「彼のようなクオリティーを持った選手はほかにいない」

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 レアル・マドリーは3日にコパ・デル・レイ準々決勝、敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に臨み0-1で敗れた。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、コパ敗退を嘆きながらも、今後の試合に影響を及ぼすことは否定している。

 カリム・ベンゼマを負傷で欠いたマドリーは、両ウィングにブラジルから戻ってきたばかりのヴィニシウス・ジュニオール&ロドリゴ、また偽9番としてマルコ・アセンシオを起用してこの試合に臨んだものの、この前線3枚を中心に攻撃が機能せず。アスレティックに優位に試合を進められ、89分のゴールでコパ敗退に追いやられている。

 アンチェロッティ監督は試合後、次のようにコメントした。

「今、私たちは心を痛めている。すべてを勝ち取りたいと思っていたわけだからね。この敗退が尾を引くとは思わない。私たちをより強くすることを期待している」

 アンチェロッティ監督はベンチにガレス・ベイル、エデン・アザール、ルカ・ヨヴィッチとアタッカーを座らせながらも、交代カードを温存し続けた結果、敗れることになった。

「クロースを代えたのはヴィニシウスのように疲労していたからだった。残りの交代枠は延長戦のために取っておいたのだが、時間が足りなかった。(起用しなかったアタッカーたちは)罰せられている? 何も言うことはない。誰も罰など受けていないよ。今日はセバジョス、バジェホだってプレーしなかった。彼らも、同様にプレーしなかったほかの選手たちと同じレベルにある。もっとフェアにならなければいけない」

 ベンゼマの不在は、やはり厳しいものがあったようだ。

「彼のようなクオリティーを持った選手はほかにいない。プラン自体に変更はなかった。後方から攻撃を仕掛けようとしたんだが、そうできなかったということだ。アスレティックは70分くらいまで素晴らしいプレッシングを実現していた。延長戦に入れば優位に立てると思ったが、終了間際に決められてしまったね。私たちはサイドでプレーし過ぎていたし、アラバとカセミロをもっと使う必要があった。自分たちの望む展開にはならなかった」

「今季の中でも最悪の試合だったか? 最悪ではないよ。最後まで試合は均衡していたのだから。こうした内容となったことに、別に驚きはない」

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