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長谷部、バイエルン戦で復帰へ。独誌は中盤での先発起用を予想「キーパーソンになり得る」

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MF長谷部誠は中盤での先発起用か

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が、バイエルン戦は中盤でプレーするかもしれない。ドイツ誌『キッカー』が報じている。

 今月5日に行われたブンデスリーガ第21節シュツットガルト戦の終盤に味方GKケビン・トラップと激突し、気胸が診断された長谷部。15日にはチーム練習再開も、19日の第23節ケルン戦での実戦復帰は見送られ、2試合欠場した。だが、負傷離脱のMFセバスティアン・ローデや累積警告で出場停止のFWクリスチャン・ラキッチが不在のため、26日のバイエルンとのホームマッチでは6番(守備的MF)としてピッチに立つ可能性が高いようだ。

 オリバー・グラスナー監督は試合に向けた記者会見では練習でひざでゴールポストにぶつかり、さらに同箇所に打撲を負った鎌田大地の欠場の可能性を伝え、中盤の状況について言及。記者に「練習ではマコト・ハセベがそこ(中盤)にいたが、彼を第一選択肢と見てよいか」と問われると、「アイディン(フルスティッチ)もそのメニューは欠席したし、もちろん我々はいくつかの選択肢を検討しなければいけない。ダイチもマコトもそこでプレーしたし、シュテファン・イルザンカーも候補の1人だ」と返答している。

 それを受けた『キッカー』は「おそらくマコト・ハセベが6番でプレーするだろう。日本人選手はその広いビジョンをもって、キーパーソンになり得る」と指摘。また、フルスティッチやイルザンカーの起用の可能性に触れつつ、「ボールを奪った際、この日本人選手は素早く正確にバイエルンの守備ラインの裏を突くことができる」とし、「グラスナーは結局ハセベに決めるだろう」と予想した。

 なお今季に低調なスタートを切る中でフランクフルトは第7節ではバイエルンには2-1で勝利。そのアウェーマッチは欠場した長谷部だが、今回の対戦では開幕節以来となるMFとしての先発出場を果たすのだろうか。

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