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ムバッペ不在の首位パリSGが上位対決で完封負け…ポチェッティーノ監督「CLレアル戦は違う試合になる」

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パリSGがニースに完封負け

[3.5 リーグアン第27節 ニース 1-0 パリSG]

 リーグアン第27節が5日に行われ、首位パリSGは敵地で3位ニースに0-1で敗れた。2月15日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリー戦(○1-0)以降、リーグ戦3試合で1勝2敗。依然として首位を独走しているものの、今季リーグ戦3敗のうち2敗をこの3試合で喫し、今月9日にレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで迎える第2戦に向けて不安を残す結果となった。

 チーム得点王のFWキリアン・ムバッペを累積警告で欠くパリSGは、中央にFWリオネル・メッシ、右にFWアンヘル・ディ・マリア、左にFWネイマールを置く3トップでスタート。しかし、守備を固めるニースを前にゴールを奪えない時間が続く。

 後半34分にはディ・マリアに代えてFWマウロ・イカルディを投入するが、同43分に失点。ニースFWケルビン・ステングスが左サイドからクロスを送り、大外のFWアンディ・ドゥロールが右足で押し込んだ。

 そのままタイムアップとなり、パリSGはリーグ戦2試合ぶりの黒星。ニースが首位パリSGとの勝ち点差を13に縮め、暫定2位に浮上した。

 マウリシオ・ポチェッティーノ監督は試合後、『PSGTV』のインタビューで「勝てなかったことは本当に悔しい」と語り、ゲームを振り返っている。

「試合の主導権を握っていたのに得点できなかった。もちろん、試合がオープンになっていれば、終盤に失点することはあり得ることだ。だからこそ非常に残念で、非常に不満な結果になってしまった」

「バランスの取れたゲームだったが、勝負に負けることもある。ポジティブなこともあったと思うが、それ以外にも改善しなければならないことがある」

 指揮官は4日後の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦について「もちろん、チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦は違う試合になるだろうし、(今回と)比較することはできない」と話した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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