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24戦無敗セルティック、前田大然の活躍で首位キープ! PK奪取&先制弾に現地称賛「前田のストライカーとしての本能が決め手に」

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セルティックのFW前田大然

 セルティックは6日、スコティッシュ・プレミアシップ第28節でリビングストンと対戦し、3-1で勝利した。日本代表FW前田大然が勝利に導く活躍を披露している。

 1試合未消化で2位レンジャーズと勝ち点70で並んでいるセルティックが、勝ち点36で5位に位置するリビングストンと相まみえた。セルティックでは前田が先発し、旗手怜央と井手口陽介がベンチスタートに。負傷中の古橋亨梧は引き続きメンバー外となった。

 試合は15分にセルティックが先制のチャンスを得る。左サイドからのクロスがDFに阻まれたところに、いち早く反応した前田がゴールエリア左でシュート。これが相手DFフィッツウォーターのハンドを誘ってPKを獲得する。しかし、この場面でキッカーを務めた主将のマクレガーがシュートを右ポストに当ててしまい、先制弾とはならない。

 それでも、直後に前田が今度は自ら決める。右CKにニアサイドで合わせたカールスタルフェルトのヘディングシュートは相手GKに弾かれるも、流れたボールを前田が頭で押し込む。前田の5試合ぶり、今季5ゴール目でセルティックが先手を取った。

 このゴールにセルティックレジェンドのピーター・グラント氏も、「GKの最初のセーブは素晴らしかったが、前田のストライカーとしての本能が決め手となった」と『BBC』で日本代表FWを称賛した。

 前半アディショナルタイムにFKからオビレイェにバー直撃のヘッドを浴びたセルティックだが、1点リードで試合を折り返すと、後半開始早々にラルストンのクロスが相手DFデブリンのオウンゴールを誘ってスコアを2-0とする。さらに55分にはボックス左に抜け出したフォレストが今季初ゴールを決めて、セルティックがリードを3点に広げる。

 この直後に1点を返されたセルティックは69分、左サイドからジョタが入れたクロスから前田がダイレクトシュート。きっちりゴール左を捉えるが、GKのファインセーブに遭ってこの日2ゴール目とはならない。その前田は75分にお役御免でベンチへと退く。

 その後、83分から旗手が途中出場したセルティックは相手にゴールを許さず、そのまま3-1で快勝。リーグ24戦負けなしとし、首位の座をキープした。

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