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「メッシは感情的なショックを抱えている」アンリ氏、元同僚がパリSGで輝けない理由に持論

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本領発揮には至っていないFWリオネル・メッシ

 元フランス代表のティエリ・アンリ氏は、パリSGでの適応に時間の掛かるFWリオネル・メッシを擁護した。

 昨夏に幼少期から在籍したバルセロナを退団し、パリSGに加入したメッシ。スペイン以外のリーグでプロキャリアで初めてプレーする同選手は、ここまで公式戦24試合で7ゴール11アシストと期待されていたほどの活躍を残せてはいない。

 バルセロナ時代にはメッシとともにプレーした経験のあるアンリ氏は、フランス『レキップ』でフットボール界を代表する34歳の同選手がパリSGで苦戦しているかどうかについて問われ「彼に聞いてみてくれ。私には何も言えない」と前置きし、自身の考えを続けた。

「レオはバルセロナから離れることに涙を流していた。計画の一部ではなかったんだ。どこにも行くつもりがなく、突然にそのようなことが起きた時を想像してみてほしい。このようなことは感情的なショックを生み出してしまう」

「彼は問題なく、必要なものはすべてパリにあると言われているが、そんなに単純なものではない。私がアーセナルからバルセロナに移籍した時、気持ちが落ち着くまでに1年掛かった。ケガを抱えた状態で移籍し、離婚もあったし、新システムを学ぶ必要もあった。それらすべてのことが絡み合うと、心情に影響を与えてしまう」

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