マンチェスター・ユナイテッドのOBであり、スカイ・スポーツの解説者を務めるロイ・キーン氏とガリー・ネビル氏が、クリスティアーノ・ロナウドのパフォーマンスを称賛している。

　C・ロナウドは、12日に行なわれたプレミアリーグ第29節のトッテナム戦でハットトリックを達成し、チームを勝利に導いた。

　このゴールでキャリア通算807ゴールとしたC・ロナウドは、1931年から1955年にかけてスラビア・プラハなどでプレーしたチェコ系オーストリア人のヨーゼフ・ビカン氏が持つ推定805ゴールを更新。サッカー史上最多ゴール記録者となった。

　キーン氏はロナウドのパフォーマンスについてコメント。先週のマンチェスター・シティとのダービーマッチで、1-4の大敗をしたチームに対する怒りが見られたようだ。

「今日のロナウドは怒っているようなプレーぶりだった。とても攻撃的にプレーしていたね。明らかに、先週の試合について怒っているのだろう。今日の彼のプレーは、長年見せてきたような素晴らしいものだった」

「彼は天才だ。3ゴールは全て素晴らしいものだった。これほどまでにチームに貢献しているのに、人々は彼がゴールや価値を与えていないと評価するのだろうか?」

　ネビル氏もキーン氏に賛同。史上最高のゴールスコアラーの1人だと語った。

「確かにキャリアの最後を迎えつつあるが、それでも現代サッカーのスーパースターであることは間違いない。史上最高のゴールスコアラーだ」

「マンチェスター・ユナイテッド自体はあまり良くない。それでも試合では魔法にかかったような瞬間がある。それはロナウドのプレーによるもので、ファンはざわめき、何か特別なものを見たように感じる」

　さらにキーン氏は、C・ロナウドの史上最多ゴールについてもコメント。改めて称賛のコメントを送った。

「FIFAのいう記録のことは置いておいて、彼がたくさんのゴールを決めてきたことは事実だ。ゴールを決めることは、ゲームの中で最も難しい。この数字以上に彼のことを語れるものがあるか?彼は天才なんだよ」

　ネビル氏も「ロナウドは常にゴールスコアラーになりたいと思っている。そのことについて頑固であり、一途なんだ。彼は自分が史上最高の選手だと思っているし、実際にその記録は偉大なものだ」と手放しで称えた。

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