[3.12 プレミアリーグ第29節 マンチェスター・U 3-2 トッテナム]

　FWクリスティアーノ・ロナウドはキャリア通算807得点目となるハットトリック達成で、マンチェスター・ユナイテッドに勝利をもたらした。試合後、自身のインスタグラム(@cristiano)で喜びを伝えている。

　C・ロナウドがハットトリックで勝利をもたらした。前半12分に右足ミドルで先制点を奪うと、同35分に追いつかれるが、その3分後にカウンターを沈めて勝ち越す。前半を2-1で折り返し、後半27分にオウンゴールで再び同点にされるが、同36分にはヘディングシュートで勝負を決した。

　英『BTスポーツ』などによると、これまでの世界最多得点は非公式ながら1931年から55年までプレーしたオーストリア人ヨーゼフ・ビカン氏の805得点といわれていた。C・ロナウドはハットトリックで807得点に到達。前人未踏の記録を塗り替えてみせた。

　また、英『BBC』は意外な記録も紹介する。キャリア通算で59度のハットトリックを成し遂げたC・ロナウドだが、プレミアリーグでのハットトリックは前回ユナイテッドに所属していた2003年から09年までで一度のみ。2008年1月12日のニューカッスル戦以来となる14年59日ぶりの、プレミアリーグ2度目のハットトリックとなった。

　自身のインスタグラムで、C・ロナウドは「オールド・トラフォードに戻ってからまたハットトリックを達成できて、とてつもなく幸せです」と喜ぶ。「ピッチに戻って、ゴールと努力でチームを助けられるという感覚に勝るものはない。ハードワークと団結力があれば、いつだってどんなチームにも勝てることを証明したんだ。ユナイテッドには限界はない。絶対にないんだ!何があっても!レッツゴー、デビルズ!」とチームでの勝利を強調した。

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