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ユベントスがチェルシー退団近づくリュディガーに興味…制裁の影響で契約交渉進まず

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チェルシーのDFアントニオ・リュディガー

 ユベントスチェルシーアントニオ・リュディガーに興味を持つようだ。『GOAL』の取材で明らかになった。

 2017年にローマからチェルシーに加入したリュディガー。以降、UEFAチャンピオンズリーグ制覇やクラブワールドカップ制覇に貢献する同選手だが、現行契約は今夏に満了を迎えるも、オーナーのロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏への政府からの制裁などで契約延長に合意できておらず、シーズン終了後に退団する可能性が高い。

 ドイツ代表でも主力を務めるリュディガーをフリーで獲得できることから、今夏の移籍市場で争奪戦になることが予想される中、ユベントスが関心を寄せる様子。一部イタリアメディアは同選手がすでにトリノのクラブと合意したとも報じているが、現時点で信憑性は定かではない。

 ユべントスを含め、レアル・マドリーやバイエルンがすでに話し合いの場を持ったようだが、現時点でいずれのクラブもサラリー面でリュディガーの要求を満たすことに苦労するようだ。

 一方、当のリュディガーは同郷のトーマス・トゥヘル監督の下で一番出場機会を得られている現状に満足しており、残留を望む模様。実際に、オーナーへの制裁が科される前に選手とクラブは週給20万ポンド(約3100万円)に近いサラリーで合意したが、契約延長ボーナスや代理人手数料に関する溝が埋まっていなかった。

 イギリス政府からの制裁の影響でチェルシーは現在、所属選手と契約延長を結ぶことが禁止される。そのため、新オーナーが決定した後にリュディガーの契約交渉は再開される見込みだ。

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