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「まるで優勝したかのようだったね」勝利喜ぶアーセナルへ…アストン・ビラMFが皮肉

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アストン・ビラMFアシュリー・ヤング

 アストン・ビラMFアシュリー・ヤングが、勝利したアーセナルを揶揄している。

 プレミアリーグ第30節で、アーセナルは敵地でアストン・ビラと対戦。守護神アーロン・ラムズデールやFWガブリエウ・マルティネッリ、冨安健洋といった主力を欠いた中での一戦となったが、30分にブカヨ・サカのゴールで先制に成功する。

 しかし後半はアストン・ビラに苦しめられる時間も続き、さらにラストプレーで大ピンチを迎えたが、先発を任されたGKベルント・レノがビッグセーブ。1-0で勝利を飾り、厳しい試合で勝ち点3をもぎ取っている。これで直近7試合で6勝(1敗)、4位キープに成功した。

 試合後、アーセナルの選手は急遽先発を任されながら勝利に貢献したレノを中心に喜びを分かち合っていた。しかし、ヤングはこの場面を快く思わなかったようだ。『VillaTV』に対して以下のように語った。

「我々はこのスタジアムが相手にとってタフなものにしたいと思っているし、実際そうだと思うよ。はっきり言って、彼らはリーグ優勝を決めたかのような喜びようだったね」

「だが、それが相手にとってタフな場所であることを示している。僕らはヨーロッパカップ戦の舞台に立ちたい。みんながその場所へ戻りたいという野心を持っている。だからこそ、勝ちたいんだ」

 なお、アーセナルは以前にも同様の皮肉を浴びている。第24節のウォルバーハンプトン戦で1-0と勝利した後、相手MFルベン・ネべスは「過去10年間でアーセナルがあんなに祝う姿を見たことないね。まるで優勝したかのようだったよ」と揶揄していた。

 6シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場へ向け、熾烈な4位争いを繰り広げるアーセナル。この勝利で勝ち点を54に伸ばし、1試合消化の多い5位マンチェスター・ユナイテッドに4ポイント差をつけることに成功している。

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