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「バロンドールは政治的。“Mr.ナイスガイ”渡せばいい」イブラヒモビッチが持論

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FWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランFWズラタン・イブラヒモビッチは、自身がバロンドールを受賞できていない理由を語った。

 母国スウェーデンでキャリアをスタートさせ、数々のビッグクラブを渡り歩いたイブラヒモビッチ。1999年にシニアデビューを飾って以降、20年以上にわたり高い水準でのパフォーマンスを続け、40歳になった今でもセリエAで首位を走るチームの中で確かなインパクトを残している。

 その一方で、世界最高の選手に送られる個人タイトル、バロンドールの獲得経験はない。2008年からバロンドールを独占したリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの影響もあり、最高順位は2013年の4位に留まっている。そんなイブラヒモビッチは、自身がバロンドールについてドイツ『ビルト』で持論を展開した。

「これは政治的な意味合いの強い賞だ。彼らは“Mr.パーフェクト”を望んでいる。自分の考えを話したり、主張していてはこの賞を獲得することはできない。“Mr.ナイスガイ”に手渡すのが一番簡単だ。それでも、俺にとって何かが変わるわけではないし、この賞の結果で俺がさらに良い選手になったり、さらに悪い選手になるわけではない」

 イブラヒモビッチは、これまでのキャリアの中でスウェーデン、オランダ、イタリア、スペイン、イングランド、フランス、アメリカでプレーしてきたが、ドイツでのプレー経験はない。そんな同選手はブンデスリーガについても言及している。

「俺はいつだってブンデスリーガに興味がある。バイエルン・ミュンヘンのようなチームがあり、彼らは素晴らしいクラブだ。彼らと対戦するときにいつも施設やスタジアム、組織を目にしてきた。それにクラブの歴史はとても印象的だ」

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