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降格圏と3ポイント差も…エバートン指揮官ランパード、残留へ強気「今の取り組みを続ければ問題ない」

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エバートンフランク・ランパード監督

 エバートンフランク・ランパード監督は、チームがなかなか好転しないものの、プレミアリーグ残留へ強気なコメントを残した。

 3日に行われたプレミアリーグ第31節で、エバートンは敵地でウエスト・ハムと対戦。残留争いに巻き込まれる中で32分に先制点を許すと、53分にメイソン・ホルゲートが見事な同点弾を決めたが、直後に勝ち越しゴールを奪われた。その後、65分にマイケル・キーンが退場となり、追いつくことができないまま1-2で敗れている。

 残留を争う他クラブと最大3試合消化が少ないものの、降格圏の18位と勝ち点3差の17位に沈むエバートン。途中就任もプレミアリーグ8試合で2勝6敗と苦しむランパード監督は、試合後にイギリス『BBC』で「残り10試合と、プレーする試合はまだたくさんある。運が向き、今日やニューカッスル戦で見せたことを続けられれば、我々は問題ない。本当に強い信念が私にはある」と話し、残留へ向けて強気のコメントを続けた。

「今ここで何を言っても意味がない。我々は我々のことに集中しなければならない。ウェスト・ハムを見ればわかるだろう。彼らは今日、とても強かったが、2年や3年前は降格の危機に直面していた。それから立て直し、団結し、補強をして、彼らは前に進んだ」

「エバートンにも同様にとても大きな歴史やファンベースがある。今現在、我々はこの時期を乗り越えるために取り組んでいる。私や選手たち全員が全力を出している。これからの10試合で我々が今の取り組みを続けていけば、何も問題ないということがファンにだってわかるはずだ」

 エバートンは今後、トップハーフ以上のチームとの対戦が重なる中、次戦では19位に沈む残留争いの直接のライバルであるバーンリーと敵地で対戦する。ランパード監督はこの一戦に向けて「とても大きな試合になる」に意気込んでいる。

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