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ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクが活動再開! ヨーロッパで“チャリティーツアー”をスタート

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シャフタール・ドネツクとオリンピアコスの選手たち

 ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクが活動を再開させた。イギリス『BBC』が9日に伝えている。

 シャフタールは、今年2月に始まったロシアによる軍事侵攻により、1か月半にわたって活動が停止していたが、今月8日にトルコのイスタンブールでトレーニングを再開。ヨーロッパで平和のためのグローバルツアーをスタートさせた。

 9日にギリシャで行われたオリンピアコス戦(●0-1)では、甚大な被害を受けた都市の名前をプリントしたユニフォームを着用。試合前には犠牲者に哀悼の意を表し、黙祷が捧げられた。

 なお、今回のチャリティーツアーによるチケット収入や広告による収益は、すべてウクライナ市民の援助のために使用。ボランティア団体、医療、子供たちの支援に充てられるようだ。

 今後シャフタールは、14日にレヒア・グダニスク(ポーランド)、19日にフェネルバフチェ(トルコ)、5月1日にハイデュク・スプリト(クロアチア)と対戦。シャフタールのセルゲイ・パルキンGMは、「私たちは、これらの試合でウクライナの戦争と平和について語りたいと考えている。この狂気を終わらせ、普通の生活に戻り、国を再建する必要がある」とコメントしている。

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