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44歳でも現役に意欲のブッフォン「限界は他者が設定するもの。僕はそれを超える」

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パルマに所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン

 パルマに所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、14日付のイタリア紙『ラ・スタンパ』のインタビューに応じ、自身の去就や代表について語った。

 昨夏、20年ぶりにパルマに復帰して現役生活を続けるブッフォン。44歳を迎えてもなお、「限界とは、他者が設定しようとするものだ。僕はその限界を超えていく。自分が特別だと感じるために、まだプレーを続ける」と語るように、己の挑戦を続けている。そんな元ユベントスGKは、2大会連続でワールドカップ(W杯)出場を逃したイタリア代表への思いを明かした。

「自分はまだ代表レベルであると感じている。だが、もしイタリアが出場していたとしても、僕が招集されたとは思わない。実績なら僕の有利になるだろうが、他に優先すべきこと、リスペクトすべきことがあるはずだと思う」

 またブッフォンは、4年前から代表指揮官を務めるロベルト・マンチーニについて見解を示した。

「EURO(ユーロ)におけるイタリアの再生の立役者だった。だがこれほどの大打撃が起きた以上、責任の一部は彼にもあるはずだ。敗退するにしても、その仕方がある。もしポルトガルにPK戦で敗れたのだとしたら、誰も責めることはできない。だが北マケドニアに敗れた後でのチームの再出発は、より厳しいものになる」

 続いて元ユーべGKは、ミランやインテル、ナポリなどが繰り広げる今シーズンのスクデット争いに言及した。

「いつもは1つのチームが圧倒的に強く、他のチームが横やりを入れる程度だった。今年はインテルが圧倒するかと思われたが、何度かつまずいた。トリノでユベントスに勝ったことで、再び優勝候補となったように見える」

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