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苦境のルカクが手本にすべきはベルナー?チェルシーOB「彼は決してあきらめなかったよ」

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FWロメル・ルカクとFWティモ・ベルナー

 元チェルシージョー・コール氏は、古巣で難しい時間を送るFWロメル・ルカクについて語った。

 昨夏にクラブ史上最高額となる9800万ポンド(約162億円)でインテルからチェルシーに加入したルカク。7年ぶりに復帰した古巣で早くから適応を見せたかに思われたが、徐々に出番を減らすと、ピッチ外では波紋を広げる発言を残し、さらにリーグ戦では2022年に入ってから得点なし。試合に出場してもチャンスに絡めず、厳しい状況が続いている。

 そんなルカクについて、コール氏はイギリス『ITV』の中で「ルカクにはチェルシーでのキャリアを守るための時間があと6週間しかない」と話し、FWティモ・ベルナーを引き合いに出してキャリアを好転させるだけのチャンスはまだあると語った。

「ベルナーを見ればわかるが、彼は決してあきらめなかった。ルカクもそのようなターニングポイントを望んでいるだろうが、チャンスを逃し過ぎだ。上手くいかない時は上手くいかない。チェルシーに復帰した際、ルカクはジグソーパズルの足りなかった1ピースのように見られていた。現時点でそうなっていないが、すべてがすぐに変わる可能性もある。フットボールは1試合ですべてが変わるものだ」

 また、トーマス・トゥヘル監督は2-0で勝利したクリスタル・パレス戦の前に調子の上がらないルカクについて「ティモがやってきたことこそ、まさにロメルが必要としていることだ」と話し、きっかけがあれば調子はすぐに変えられると主張した。

「忍耐強くなり、ハードワークを続け、チームを助けるために準備する。ストライカーは数秒間でチームを助けることができる。特にストライカーの場合、短時間で状況が変わるものだ。キャリアはさまざまな方向に行くものだが、ストライカーにはいつだって好転させられるチャンスがある。ここ2試合、彼は我々が望んでいることをやっていた。これこそ彼が示す必要のあるものだ」

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