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3冠の夢が潰えたセルティック指揮官「この失望をリーグ王者になるためのエネルギーにする必要がある」

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セルティックアンジェ・ポステコグルー監督

 セルティックアンジェ・ポステコグルー監督は、延長戦の末に敗れたレンジャーズ戦を振り返った。

 17日に行われたスコティッシュカップ準決勝でセルティックはレンジャーズと対戦。2週間前の“オールドファーム”で勝利したセルティックは、64分にクレッグ・テイラーのゴールで先制する。しかし、78分に追いつかれて延長戦に突入すると、延長後半にオウンゴールから決勝点を与えて、セルティックはレンジャーズに1-2で敗れた。

 これで3冠の夢が潰えたセルティックのポステコグルー監督は、試合後に「我々はがっかりしている。残念ながら、これは我々が手にできなかったチャンスだった。典型的な準決勝となり、とてもタイトな試合だった。両チームともにそれぞれの時間帯があり、彼らは延長でのそのチャンスをものにした。残念なことにそれがこの試合の決定打になった」と話し、試合を振り返った。

「シーズンを通して我々はたくさんのチャレンジに挑んできた。我々自身に申し訳ないと言う気持ちはない。この敗戦を振り払い、次の試合を見据える必要がある。この国のチャンピオンになるための残り5試合で、今日の結果にかかわらず、この事実は変わらない。この失望をこれからの試合のためのエネルギーにしなければならないということだけに集中すべきだ」

 また、先制点後にはリードを広げるチャンスがあったが、キャメロン・カーター・ビッカースのシュートはバーに嫌われてしまった。これが入っていれば結果が変わった可能性があった中、同指揮官は巡ってきたチャンスをものにできなかったが故の結果だと語った。

「このような試合はいつだって拮抗する。彼らはチャンスが巡ってきた場面でそれをものにした。どっちにも転んでいた可能性があった。我々には優勢な時間帯に2点目を奪うチャンスがあったが、我々の思うようにはいかなかった。両チームともにチャンスは巡ってきたが、そのラインを越えるためのあと一歩が我々に足りなかっただけだった」
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