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リバプールの大勝導く2発のサラー「相手は常に…」惨敗マンUのB・フェルナンデス「こんなプレーではいけない」

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巻き返しを誓うMFブルーノ・フェルナンデス

 プレミアリーグ第30節延期分が19日に開催され、2位リバプールはホームで5位マンチェスター・ユナイテッドに4-0で勝利した。リーグ戦2試合ぶりの白星をつかみ、暫定的にマンチェスター・シティを抜いて首位に浮上。ユナイテッドはUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏外の6位に順位を下げた。

 アメリカ『ESPN』が伝えたところによると、この一戦で2得点を記録したリバプールFWモハメド・サラーは、大勝の要因の1つに有利な位置でボールを受けられたことを挙げている。

「相手は中盤と後方で、常に1対1の状況で僕らにボールを与えてくれた。それですごく楽になった」

「守備の面でも、ホームでもアウェーでもクリーンシートだ。それで楽になったよ」

「僕らとしては1点取って、2点目を取って、3点目を狙うだけだ。ここでもアウェーでも、最高のパフォーマンスだった。この調子でいけるといいね」

 一方、ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスはサポーターの期待を下回るパフォーマンスだったことを認め、奮起を誓っている。

「ファンのためにも、こんなプレーではいけない。もっと結果を出さなければならないし、もっとレベルを上げなければならない」

「みんな走っていると思うし、みんな努力していると思う。誰かが100%の力を出していないとは思わない。自分たちのため、クラブのため、ファンのため、みんなのためにやらなければならないんだ」

「いろいろなことを言わなければならないが、それはドレッシングルームの中にとどめておく。 もう終わったことだから、次の試合のことを考えないとね」

「リバプールはタイトルを獲る準備ができている。僕たちは違う。ここでレベルの差について言う必要はないだろう。自分たちのことを上から下まで見て、何が間違っているのかを理解しなければならない」

 6位後退のユナイテッドは5位アーセナルと同勝ち点で並び、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位トッテナムとは3ポイント差だが、消化試合は2チームよりも多い。

 B・フェルナンデスは「僕らは最後まで戦う」と宣言し、「もう終わったと落ち込んでいる人はいない。僕らには戦うべき目標がある」と前を向いた。

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